この数ヶ月、毎日毎日机に向かって切る切る切るを続けておりました。

切り絵1本での生活も、かれこれ4年目となり、このリズムと作業量にも慣れてきました。


切った作品の数などを考えると、自分が日本一作品を生み出している切り絵作家だという自負もあります。


そんな私が3/16(月)より個展を開催します。


全て新作で挑む今回の個展、楽しみで楽しみで仕方ない反面、昨今の日本の状況もあり、不安はかなりあります。


日本にとっても大切なこの2020年が、このような事態でスタートしている現状に、国民全員が戸惑っていることでしょう。


今回、開催に踏み切ることにもいろいろと迷いはありました。
たくさんのイベントやフェアが中止延期になっている中、自分はどうするべきなのか…。


ただやはり、開催へ向けて作ってきた作品もあります。告知もしてきました。
どのイベントもそうでしょうが、スタートを切ったのはここ数ヶ月では無いのです。

大型イベントなどとは違い、個展に来ていただけるお客様は限られております。
まだ自分にも、制御できる範囲だと踏んで、決断した次第でございます。

作品の発表を制限された訳ではありません。来ていただける、今回は見送る、どちらにするかはお客様のご判断でございます。

無責任では無く、万全の準備を責任を持って整えるのも、我々作家やギャラリーのお仕事だと思います。


本当はたくさんの方々にご来訪頂きたいところではございますが、今回に限り「是非!」は控えさせて頂きます。


我々は「大丈夫だろう〜」と楽観的になるべきではなく、そんな中でも足をお運び頂けるお客様へ少しでも安心して鑑賞できる場をつくることに努めます。


・消毒液設置
・空間の換気と消毒
・作家のマスク着用

ギャラリーさんとも協力をし、より良い展示空間を作り上げて皆様のご来訪をお待ちしております。




私にとって個展とは、ただの作品発表会や即売会のようなものではありません。

作品を販売する催事やフェアなどのように、「全て詰め込みました!たくさんの作品を見てください!買って下さい!」とは、また違ったものだと思っています。


空間に対しての作品量はとても大切です。

全ての壁に敷き詰められた作品群も見応えはあるでしょうが、個展のタイトルに沿った作品を展開するような内容にしております。


まあでも…それは建前かも知れません。

個展を開催する本当の目的は、ただただ自分の活動をたくさんの方々へ報告したいという気持ちが前面にあります。


作品展としてはタイトルやコンセプトに沿った内容にし、キチンと空間を作ります。



こんなご時世に欲を申せば、たくさんの方々に「みんなのおかげで、僕はまだまだ頑張っていられています。あんなことやこんなこともできるようになってきました。」と感謝を伝える場にしたいです。



個展期間とは本当に素敵な時間です。

なんせ「お久しぶりです。」がたくさん言えるのですから。


新しい出会いにも期待をしますが、それ以上に再会もたくさん有れば良いなと思っております。


作品にご興味を持って頂けることも大変嬉しいですが、私自身の活動も魅力的なものになるように、ここ数年は動いてきました。


たくさんお話しをしましょう。期間中は毎日在廊しております。


皆様のご来訪を心よりお待ちしております。



個展の詳細

下村優介切り絵展-masquerade as-

[gekilin.]

https://www.gekilin.com/

大阪市北区西天満4-3-3 星光ビル4階

2020.3.16(mon)-3.28(sat)

11:00-19:00(土日は18:00)

作家終日在廊予定

IMG_5634

IMG_5635
何卒よろしくお願い致します。















以下頭の悪い心の声






うわあああああああああん!!!頑張って作品作ってきたのにそりゃないぜぇぇぇえ!!!
仕方がないことだとはわかってるけど…けど…
うわああああああああああああ!!
この時期に個展開催する作家のみんな!気持ちわかるよ!!
個展を延期したり中止したり、その決断がどれほど悔しくて勇気のいることだったか…

どちらが正解だとかないんだよ!終わり良ければ全てよしでもないだろうし!

それぞれの作家がそれぞれの決断を強いられているんや!

僕は!やります!頑張ります!


新型コロナウィルスのアホぉぉおおおお!
転売ヤーのアホぉぉおおおお!




せめてみんなに空気ぐらいは安心して吸わせてくれ!







少しでもはやい収束を願っています。

おやすみなさい。