今日はひとつ賢くなりました。


いや、ふたつ。






オープンから在廊しておりました。

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さて、今日は切り絵教室をさせて頂く日でもあります。

加えてヴェルニサージュの日。



切り絵教室に参加して下さったお客様へ、「ペンを持つようにカッターを持って、奥から手前に引くように切って下さい。」

と、力加減が効きやすく、失敗しにくい方法を伝えておりました。



が、どうしても左から右へカッターを進めていくお客様…




そのやり方では、カッターが滑って切らなくて良いところが切れてしまったり、刃が折れてしまいますよ。
と伝えてもらうと


「私は字を書く時もこう書くので…」
とおっしゃった。



そこで気づいたのは、「そうか!ペンを上から下へ進めるのは日本人だけなんだ!」ということです。

外国の方々は縦に文章を書くことなどないのです。

みんな横書き。

だから奥から手前に引くように切るということが、とても違和感だそうです。


なるほど…とっても納得…。

そういう力の入れ方に慣れていないのだな…。


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ワークショップは滞りなく終了しました。

はじめは苦戦していたのですが、ちゃんと仕上げて下さってよかった…。



さて、ワークショップの後はヴェルニサージュです。

ヴェルニサージュとは、「一般的には会期の前に行われる絵画展覧会の内覧」らしいのですが、その意味を知らず…。


土曜日にセッティングをしてしまいました。


ははは



お客様はたくさん来てくださりましたが、滞在が長い訳ではなく、パーティーという感じではありませんでした。

御来客の方々へお酒を振る舞い、お話をする。

皆様といろいろお話しができてとても楽しかったです。


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ただここパリでは、このヴェルニサージュは普通、木曜日に開催されるものだそうです。それはどのギャラリーでも、木曜日だそうで、僕が個展をさせて頂いているギャラリーも、土曜日開催ははじめてのことだったそうです。



なるほど…。



またひとつ勉強になりました。



木曜日か…覚えておこう…次回は…



次回が…あれば木曜日だ!




しかしそれにしても、パリでどのように作品を見てもらえるのかとても不安ではありましたが、皆さま本当に嬉しいお言葉を下さります。


3日目ですが、小作品が7点も売れたりなど、自分の中では良い出だしだと感じております。


ギャラリースタッフさま方のご尽力にも感謝です。



自分の体感的に、パリの人々に受け入れて貰えたのかなと感じております。

明日はギャラリーはお休みです。


僕は南へ下ります。





では。